「復活LOVE」で復活LOVE

嵐新曲「復活LOVE」が素晴らしくて発売までの日々が辛い今日この頃。

先週金曜日の23:55頃、自宅でレコメン待機しているはずが、私はスーパーに居た。残業で遅くなったのと買い物しない事にはまともな食糧が家に無い状態だったので、充電が10%を切ったスマホをラジコに繫ぎ、2/24リリースの新曲「復活LOVE」のお披露目に立ち会おうという、危険な賭けに出ていた。レジに並んでいる間にレコメンが始まり、相葉氏と近さんによる「復活LOVE」トークが割と長めに続いていく。充電に余裕があれば当然有難く拝聴しただろうし、相葉氏に焦らされるのも本望だが、とにかく充電がギリギリなので、お願いだから早く、早くかけて下さい…!と一心不乱に祈っていた。会計が終わってサッカー台に移り、購入したものを袋詰めをする。牛乳、卵、厚揚げ、鶏肉、紅茶、ビール、豆苗、ジャム・・・そして時は来た。

(‘◇‘)『それでは聴いて下さい、嵐で「復活LOVE」』

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エレキギターから始まり、ストリングスがゆるやかに、それでいてまだ聴いた事のない嵐の歌声をどんなものかと期待しているこちらの気持ちを煽るように広がっていく。山下達郎の作る上質な音とメロディーに、残業疲れでどんより詰まっていた頭が解されていくような感覚だった。そして耳に流れ込んできた、しっとりとあまく、溶けて浸み込むような切ない「横殴りの 雨の なか」。「あめ」の発音すごすぎでしょうよ、なんなの、なんでこんなふうな声を出せるの歌えるの、なんなのよ大野智なんなのよ。たった二文字なのに、美しい箱に入った二粒のチョコレート(イメージ:デメル)を貰ったような、これを聴くだけで全てを忘れてしまえるような、特別な「雨」。ポエムり過ぎだと思うけれど、我を忘れて詩人もどきになってしまう程、いい。

彼だけではなく、5人全員がアイドル感と各々の特徴を控え目にした大人テイストで歌い上げ、いつもならここでもう少し声を張るだろう、強めに歌うであろうポイントも静かな情緒あるトーンに整えられており、初めてタイトルを聞いたとき「まさかトンチキソングじゃあるまいな。。。」と疑った自分を恥じています。ラストの相葉氏による囁き「おかえり」は反則過ぎて販促効果が絶大なのではなかろうか。初回は当然予約してあるけれど、ケチな私が通常も予約しようかなと思ってしまう威力がある。素晴らしい曲を嵐に作ってくれてありがとう達郎&まりや夫妻、そしてリリースしてくれてありがとうJ事務所・・・。

どうでもいい話なんですが、先週の嵐にしやがれの「つくってみよう」を見てから、なんとなく大野君に当りがキツくなっている自分がいまして、この1週間アホみたいにイライラもやもやグジグジし、友人に「助けて」とメールしたところ「wwwwwwwwwwwwwwwwww」としか返信されなかったりなんだりがあったんですが、「復活LOVE」の良さの方が勝ったようでこれを書きました。1週間勝手に「きょいかり(by「なつのひかり」江國香織)」だった自分を反省している事をここに記します。

今日は山下達郎の「FOR YOU」を借りて帰ろう

  

FOR YOU (フォー・ユー)

FOR YOU (フォー・ユー)