負けるなBaby

 By Myself Wow 君の手で
Catch Myself Wow つかめるから
まだ僕ら 降参だけは 絶対しないよ

SMAP「負けるなbaby~never give up~」1992年

 

 SMAPの分裂・解散報道の結末なんて、なるようにしかならないと思っています。CDを買っても、署名をしても、ファミクラにハガキを出しても、きっとなるようにしかならない。ただ、そうした行動が何も左右しなくとも、ノーリアクションでいるよりいい。危機に陥っている人を目の前にして、声を掛けるか掛けないか、それだけの違いです。

  昔うたばんで中居君が、東京ドームでコンサートを開催することについて「お客さんにほんとに届いてるのかな?俺が勝手にやってるだけなんじゃないかな?」というような事を口にした事がありました(ゲストは嵐)。 

 怖いもの無しの芸能人に見えていた中居君でも「SMAP」である自分とその人気度合いの現状を鵜呑みにせず、『実際はどうなのか』という事に思いを巡らすんだなあ、と印象的だったので忘れず覚えているのですが、今回の事で「こっちが勝手に揉めているだけで、自分達の事なんか世間は気にしてないんじゃないか」という事を仮に感じているとしたら、そんなことないよ、と言いたいのです。

  私は四六時中SMAPを追っていた訳ではないし、ファンです、というほど彼らの事をきちんと知っている訳でもありませんが、SMAPがずっと頑張ってきた事は分かります。確か小5の時、「赤ずきんチャチャ」のリーヤの声を慎吾ちゃんがやる、というのを知って凄いなあと思ったり(リーヤ大好き少女だった)、中学時代は友達が作ってくれた流行りの曲が詰まったカセット(SHAKEやダイナマイトが入っていた)を、カセットウォークマンで聴きながら自転車で塾に通ったり、初めてちゃんと見た恋愛ドラマが中居君の「最後の恋」だったり、なんだかんだで思い出を持っています


何が出来るのか分からないけれど、あなたたちの事を気にかけている

 あなたたちがこれまでやってきた事は無駄じゃない、無かったことに出来るはずがない、沢山の人達が見てきた


 こうした思いを届ける手段として、CD購入、署名、ハガキがあると私は思っています。身内からこれまでの活動・功績を否定されているようなこのやるせない現状を「今までずっと頑張ってきたじゃない、かっこいいよ!」と肯定したいし、それをSMAPに届けたい。そんないち茶の間です。

  どうか、SMAPが心穏やかにまた笑顔になれる時が来ますように。