今更ながら、宮城に行った話

アルバム「Japonism」フラゲ日ですね。 

私のところには昨夜出荷メールが届き、先ほど番号追跡をしたところ「配達完了」されていました。帰宅したらジャポジャポできるようです。そんな日に、もう旬は過ぎたであろう宮城の振り返りを・・・。

 この1ヵ月、書いては消し、消しては書き、を繰り返していたんですけど、なんかあれですね、疲れました。総括すれば「ARASHI BLAST in Miyagi は、いいものだった」です。Mステでも中継された「CARNIVAL NIGHT part2 with 娘すずめ」には、曲やC&Rの盆踊り風アレンジを通して、あの地でコンサートを開催した事の意義が沢山詰まっているように感じられました。

 私は福島生まれの関東民でして、震災が起きた当時はおニート様でしたので暫く福島の祖父母の家で暮らし、片付けやら何やらをしていました。一緒に色々な作業をした祖父も今年の正月に亡くなりまして、♪  ひとごみのなかふいに君が となりで笑っていそう を祖父に置き換えたりして、ケミカルライトをゆるく振りながら、じーーんとセンチメンタルに浸っていたのです。 

初めての嵐のコンサートで、席は1階スタンド中央後方という全体を把握できる位置。メンバーとの距離は近くはありませんが置いてきぼり感ZEROで3時間が本当に「あっ」と言う間。「A・RA・SHI」冒頭の ♪ はじけりゃ\Yeah!!!!!!/ 素直に\Good!!!!!! に、自分もその一員となって参加出来た瞬間の幸福感たるや。『この空間には自分が好きなものを、同じく好きな人しかいない』というマジョリティー度100%パワーによる肯定感は無敵です。


さて、その無敵の肯定感を、彼は、彼らはどう感じたでしょうか。


諸々の事に対する捉え方は千差万別、私はこれといった自分自身の結論は出していません。個人的に今は時期早々、これからだと思うのです。今年も嵐は紅白に出場するでしょう。そしてきっと来年も出場するはず、多分。2015年の紅白を見る自分と、2016年の紅白を見る自分、その気持ち、そこに答えが用意されていると思います。その答えに戸惑わず、自信を持って受け入れられるように、私はただ今までと同じように嵐を見続けていくと思います。

 ・・・なんてね、物分かりのいい人間風の事を書けるようになるまで1か月かかったってことです、ええ。9/18(金)はおたくの友人と「1杯つきあってくれよ」「いいけどw」のやり取り後、定時あがりで飲みに行き、自分でもびっくりしましたけど日本酒すすりながら静かに泣き、友人にドン引きされたり爆笑されたりしながら慰められ、21日(月)の朝までは色々知り過ぎて屍状態&体重3kg減、しかし「宮城を見て決める」という事は何故か絶対にしたくなかったので「応援する」と決めて前記事の通り団扇作りに励み宮城へGO&双眼鏡で終始ロックオン。翌日のMステは同おたくを家に召喚し一緒に見てもらうという体たらく。FS2グッズも家にあるのです。


先週のZERO未満にだって正直色々思うところがありますよ。でも、やっぱり私はおたくになりきれないのです。「アイドルとはこうあるべき」「ファンの事を考えて」という概念的な要望はほぼ無く、唯々今後彼は、彼らはどうなっていくのか、そしてそこで私は何を感じるのかという「知りたい」欲求が、今回の衝撃より大きい一般人なのです。

 

いや~、アイドルに興味を持つって本当に刺激的ですネ。